第40話|FIREするなら、現金はいくら持っておくん?

「なぁ、あんた。」

「ん?」

「FIREするなら、現金っていくらくらい持っておいたらええん?」

最近、夫婦の会話がお金の話ばっかりになってきた。笑

でも、これも大事なこと。

仕事を辞めたあと、投資したお金が順調に増えてくれたらええ。

けど、相場はいつも上がるとは限らへん。

大きく下がることだってある。

そんなときに、生活費まで投資から取り崩さなあかんかったら……。

考えただけでも、ちょっと怖い。

「現金があれば、株が下がってるときに無理して売らんでもええもんな。」

私が言うと、夫は頷いた。

「そういうことやな。」

なるほど。

すぐに使えるお金を確保しておけば、相場が回復するまで待てる可能性がある。

ただし、どれだけ現金があれば安心なのかは、簡単には決められへん。

例えば、毎月40万円使うとしたら、年間480万円。

1年分なら480万円。
2年分なら960万円。
3年分なら1,440万円。

こうやって計算すると、結構な金額になる。

「3年分も置いといたら、安心ちゃう?」

私が聞くと、夫は少し考えた。

「安心かもしれんけど、その分、投資に回せるお金は減るで。」

確かに。

現金を多く持てば、相場が下がったときの備えにはなる。

でも、物価が上がれば現金の価値は実質的に目減りするし、投資に回すお金が少なければ、資産が増える可能性も小さくなる。

反対に、現金が少なすぎれば、相場が悪いときに投資を売らなあかんかもしれへん。

どっちが正解というわけでもなさそうや。

それに、我が家の場合は、夫が53歳で仕事を辞めたとしても、私が働いている可能性がある。

収入があれば、その分、資産から取り崩す生活費を減らせるかもしれない。

年金が始まれば、また状況も変わってくる。

つまり、現金をいくら持つかは、資産の金額だけで決めるものではないんやろな。

「なぁ、あんた。」

「ん?」

「現金を何年分持つかより、毎年いくら取り崩すかを考える方が先ちゃう?」

夫は笑いながら言った。

「……それもそうやな。」

やっと話が進みそうや。🤣

5,000万円あれば安心。

そう思って始まった我が家のFIRE計画。

でも、必要な生活費を考えて、運用を考えて、現金の備えを考えて……。

ひとつ決めたら、また次の疑問が出てくる。

それでも、こうやってひとつずつ考えることで、少しずつ現実が見えてくる気がする。

53歳で仕事を辞める。

その目標に向けて、これからも計算していこうと思います。

さて、資産から毎年いくら取り崩すことになるんやろ?

次回、第41話。

「FIREしたら、毎年いくら取り崩してええん?」

我が家のFIRE計画、まだまだ続きます😁

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